Dumboはマンハッタンからブルックリンへ入る南の入り口。水上タクシーの発着所があり、マンハッタンから足を伸ばしてやってくる人も多い。
ウィリアムズバーグと並び、ブルックリンの中で観光地化されたエリアであり、普段は観光客で賑わっている。特にリバーサイドは倉庫街を改装したEMPIRE STOREやTime Out Marketがあり、InstagrammableなメリーゴーランドのJane’s CarouselはDumboのランドマークともなっている。そんなDumboも2020年の夏はいつもと違い、地元民達がのんびり寛ぐ姿をよく目にした。カフェで本を読んだり、ピザ屋でハングアウトしたり、のんびり川辺を散歩したり。
Dumboはリバーサイドを少し離れるだけでブラウンストーンが並ぶ高級住宅街になる。ブルックリンとはいえ、家賃はマンハッタン並みに高く住人は白人が多い。ブラックカルチャーが根付くブルックリンとは相反する人達の息遣いが街全体から感じ取れる。
そんな少し色の違うDumboという場所に、Brooklyniteはちょっとしたリフレッシュにやってくる。イースト・リバーから臨む大きな2本の橋、それに遠くに見える自由の女神が居心地よく迎えてくれる。